【ゴールデンスター手動芝刈機】刃研ぎの手順と切れ味の確認
ゴールデンスター手動芝刈機は自分で刃研ぎできるスグレモノ。
刃物ですから使っていると必ず切れ味は落ちてきます。
この記事では刃研ぎの手順、必要な道具、切れ味の確認の仕方を説明します。
慣れれば10分くらいで終わります。
簡単な作業で劇的に切れ味がもどるので、まだ試したことが無い方はぜひ試してください。
切れ味いいと作業はかどるわね
作業に必要な道具類
必要な道具を用意してから作業始めましょう。
キンボシ 芝刈機用研磨セット GL-100はハンドルとブラシとコンパウンドのセットです。
芝刈機本体を乗せる台(ハンドルが地面に当たるため)
キンボシ芝刈機用研磨セット GL-100
ウエス(ボロ布)
切れ味の確認に使う紙(新聞紙など)
マイナスドライバー(大きめ)
プライヤーかペンチ
作業手順
1.台にセットする
本体を裏返し(写真のような向き)にして適当な台の上に置きます。
後から取り付けるハンドルを回した時に地面に当たらないようにしているだけです。
2.ホイルカバー&Eリング
3ヶ所あるくぼみのどれかへ大きめのマイナスドライバーをこじ入れホイルカバーを外します。
タイヤのEリングもマイナスドライバーか、プライヤーなどを使って外しましょう。
3.タイヤを外す
タイヤを外したらスプリングの下に見えるピニオンギアも手前に引いて外します。
ピニオンギアを外すとピニオンキーがシャフトから抜け落ちる事があります。
4.ピニオンキー
シャフトに縦に刺さっているとすぐに抜け落ちるので少しまわして横にして下さい。
落ちたピニオンキーはシャフトに挿すだけですが向きがあって、間違えると空回りして芝を刈れなくなります。
正しい向きで差し込んでください。
5.ハンドル
ハンドルは差し込むだけです。
6.試し切り
研磨の前に現状の切れ味を確認してみます。大きめの短冊状に切った新聞紙などを切ってみます。
全く切れませんでした。刃先の当たった部分に線が付いています。切れないまま巻き込んでしまいます。
研ぎ
1.コンパウンド
芝刈機用研磨セットGL-100付属のラッピングコンパウンド。ラッピングとは金属の研磨方法の1つです。
2.刃に塗る
付属のブラシにたっぷりつけて刃に塗ります。
塗るというより置いていくかんじです。ハンドルを回して刃を移動させ全ての刃先に塗りましょう。
3.回す
試し切りと逆に回します。今回まわしたのは2分くらいです。ジャリジャリ感がすごい。
4.切れ味の確認
およそ2分でバッチリ切れ味回復しました。
切れ味がイマイチの時は続けて回します。様子をみてラッピングコンパウンドを追加してください。
納得のいく仕上がりになったら布で刃先を拭いて終了です。
組み立て
1.ギヤを戻す
ピニオンキーの向きを確認してからピニオンギアを戻します。
2.タイヤとホイルカバー
タイヤを戻してEリングを取り付けます。
Eリングを取り付けるのが苦手な人は下図を参考にしてください。
ホイルカバーは内側の三本のツメをタイヤの穴と合わせて押し込むだけです。
以上で終了です。
まとめ
購入後3年ほど刃研ぎしないで使っていました。
後半はかなり切れ味が落ちていて芝が絡んで押せなくなることが多発。
初めて研いだ後、新品のように芝が良く刈れて「もっと早く研げば良かったなぁ」と思ったものです。
スロライ工房の芝はデコボコがあって砂をよく噛んでしまうので切れ味が落ちやすいのです。
今年は2ヵ月に1回のペースで研いでるので超快適に芝刈りできてます。
難しくないので一度覚えると10分位で終わります。
快適な芝生ライフの参考にして下さい。
ではまた。