【ゴールデンスターGSB-2000N】手動芝刈機のおすすめ

芝生の庭を維持するには芝刈り作業は必須です。

見た目だけでなく病気の予防や雑草の抑制も関係してくるからです。

3坪から20坪程度の芝生であれば手動の芝刈機をおすすめします。

スロライ工房で使っている「ナイスバーディーモアー GSB-2000N」は切れ味バツグンの手押し式。

3年使ってみた感想とメリット・デメリットをお伝えします。

ママシコ

芝刈りって楽しいのよ

目次

キンボシ手動芝刈機の特徴

ゴールデンスター「ナイスバーディーモアー GSB-2000N」はキンボシ株式会社の製品で、使い易さで定評のある手動芝刈機のエントリーモデルです。

※現在は「GSB-2000HDX」にモデルチェンジしています。

キンボシ株式会社は明治3年創業の刃物からスタートした会社で製品の切れ味が良いのが売りです。

一番の特徴は

刃の隙間調整が不要なこと

自分で刃研ぎできること

7機種ほどのラインナップがあります。

3年使った感想

始めにハンドルなどを組み立てますが工具不要で簡単にできます。

エントリーモデルの「ナイスバーディーモアー GSB-2000N」は軽くて取り回しが楽なので大抵はママが芝刈りしてくれます。

刈幅は他のモデルより狭い20センチ、その分軽いのです。

評判通り切れ味が鋭い芝刈り機です。モグラ塚の影響で砂を噛み、切れ味が落ちても自分で刃研ぎして復活できるのがいいですね。慣れれば10分もかかりません。

それまで使っていた刈払機(草刈機)と違い、刈った草がキャッチャーに溜まるので芝面の掃除が楽になりました。

ただ勢いよく押し進めると刃の回転の影響で左にそれてキャッチャーからこぼれます。

現在3坪と9坪の芝生に使っていますが楽なのでもっと広い芝生でも全然イケます。

独特の回転音と共にサクサク刈れる感じが心地よく、芝生の上を押して歩くだけで綺麗に刈り揃うのは楽しいです。

壁際などキャッチャーのある前が刈りづらい時はその都度はずして刈っています。

メリット

芝刈り前の準備が楽なこと

準備やシーズンごとの整備が無いのが電動やエンジン式にない手動のメリットです。刈りたい時にさっと出してつかえます。

刃の調整不要

リール式

リール式を使用している多くの手動芝刈機は回転刃と受け刃の隙間を調整する必要があります。

キンボシの製品は常に一定の力で回転刃と受け刃がすり合う機構を採用しているので調整不要です。均一に刈り込めるためきれいな仕上がりになります。

自分で刃研ぎできる

別売りの研磨セット(手動芝刈機用)「GL-100」を使って刃研ぎできるので長く使えます。

簡単に研げてバッチリ切れ味が戻ります。研ぎ方は別記事で紹介する予定です。

メンテナンスが楽

使い終わったらコンクリートの上などで空回しして芝を飛ばして終了です。

濡れた芝を刈った時などは刃の裏にびっしり付いている時がありますが、使い古した歯ブラシ等でさっと撫でれば完了。

安全

普段使っているママがよく言うのが「安全でいい!」。

当たり前ですが自分が止まれば刃の回転も止まります。

電動工具が苦手な女性やお子さんでも安心して使えると思います。

ママシコ

怖くないよ

刈り高を変えやすい

「ナイスバーディーモアー GSB-2000N」は10ミリ・15ミリ・20ミリ・25ミリの4段階に刈高を変えられます。工具不要でその場ですぐ調整できます。

4段階の刈り高調整

デメリット

最高刈り高が低い

エントリーモデルの「GSB-2000N」は最高刈り高が25ミリと低めです。

伸ばし気味にしてしまった時は草刈機(刈払機)などで粗刈りしないと上手く刈れません。

普段から軸刈りにならないようにこまめに刈ればいいのですが・・・。

また、モグラにデコボコにされた場合、土や小石を嚙みやすくなります。

モグラ塚がある場合しっかりつぶして小石は取り除き可能なら竹ほうきなどで掃きましょう。

他のグレードは30ミリや34ミリまで刈れます。「ハイカットモアーグラン GSH-2500G」は50ミリまでの高刈りに対応しています。

刈り草受けキャッチャーが外れやす

うちの芝生面がデコボコしているので下から突き上げられてキャッチャーが外れる事があります。刈り草を捨てやすくていいんですが。

本体とキャッチャー

モデルチェンジ後はキャッチャーの脱落防止機能が付加されています。

意外に音が大きい

回転刃と固定刃のこすれる金属音はなかなか大きいです。

よく手動式だから静かで早朝から使えると書いてありますがそんな事はありません。

住宅街では早朝はムリだと僕は思います。

収納時に自立しない

ハンドルが直立したまま固定できないので収納時に幅をとります。

壁に立て掛けるか収納用の「フック・ストッパーセット」なんてのもあります。

フック・ストッパーセット

最近はハンドルの動きが渋くなったのか自然に自立できるようになりました(笑)。

おすすめな人

自分で刃を研いで長く使いたい人。

日本製にこだわる人。

他のメーカーのリール式手動芝刈機より値段が高めですが丈夫なものが欲しい人。

楽に芝刈りしたい人

おすすめしない人

刃研ぎとか面倒くさくてイヤなひと。

芝生が広大な人。

芝生が狭小な人。

最安がいい人。

長く使わない人。

価格 ラインナップ

画像引用|キンボシ https://golden-star.co.jp/

現在7機種があり、右下の「ハッピーバーディーモア」がエントリーモデル。今回紹介した機種の後継機です。値段が手頃で軽いですが、刈幅が狭めで刈高も低め。

左下の「ハイカットモアーグラン」は50ミリの高刈りできるヒデのおすすめです。

その他キャッチャーが後方に付いたタイプや刈幅の広いもの、回転刃により良い素材を使ったものなどあります。

参考にして下さい。

ではまた。

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