【無料】で手軽な竹の子 淡竹を取って食べる

ヒデ

みなさんは淡竹をご存じですかぁ

5月に入り孟宗竹のシーズンが終わってからが淡竹の旬です。

淡竹の魅力は安近短、安全に近くで短時間で取れること。普通の竹の子よりアクが少ないのでその後の調理も手軽です。

毎年スロライ工房の敷地で淡竹を採っている僕の採り方、食べ方を紹介します。

手軽でいて味は本格派、これを読めばあなたも淡竹が食べたくなるかも。

目次

淡竹とは

淡竹と書いてハチクと読みます。中国原産の細身の竹です。ここ房総半島における旬はおおよそ5月中旬から6月上旬と思われます。竹の子の代表選手である孟宗竹が伸びきった頃に顔を出し始めます。

時期が来るとここ千葉県では街道沿いの産直の店や道の駅でよく見かけますが、東京や埼玉のスーパーではまだ見た事はありません。

孟宗竹に比べるとワンランク下のイメージは拭えませんが、しかしなかなか美味しいです。

採取場所

スロライ工房の隣に竹やぶがあります。

竹やぶの一部は工房の敷地なので遠慮なく竹の子取りができます。と言っても分け入る程でもなく道沿いの竹の子を採ってます。

田舎の場合、未舗装の道沿いや、舗装されていても道路わきのいわゆる路肩に生えてることが良くあります。良く分からない人様の土地に侵入するのはやめて潔く道路わきの淡竹をゲットしましょう。

取り方

ふつう竹の子狩りといえば地表に先端が出る前に周りを掘って深い所から切り出す「竹の子掘り」が一般的です。

そのためベテランが足の裏の感覚で探すとか掘り出す技術が多少必要とかいわれます。

淡竹の場合探す手間はありません。そこらじゅうに見えてます。

地上部が30センチ前後に伸びてるものを選びます。地下茎が浅い所にあるため地面ギリギリで切るか手でポキっと折って収穫します。ポキっと折れずにぐにゃっと曲がるものは固くなっている可能性があります。

他の竹の子より遅れて5月の中旬位に収穫できます。

皮むき

TVで観た竹の子おじさんがカッターで切れ目を入れて一気にはいでいたので真似してみたら快適でした。重ねたままむくのでゴミも少なくて早いです。

1.先端を落とします
2.縦に切れ目を入れて
3.指を突っ込んで
4.重なったまま開く
5.ニョッキリ

初めて竹の子を取った頃は皮付きのまま持ち帰り、下から一枚づつ皮をはいでいたので大変な作業でした。淡竹の場合孟宗竹のように皮付きのまま茹でなくてもOKです。採ったそのばで皮をむいて持ち帰ればゴミが出なくて最高です。

食べ方

孟宗竹に比べて細身で肉薄な分食べ応えに欠ける気はしますが、短時間でアク抜きができるのはいいですね。

一応少量のヌカと一緒に茹でましたが、ヌカ無しでも大丈夫と聞いています。今回細めだったので20分位の茹で時間としましたが、下の方が少し硬かったのでもう少し長く茹でた方がよかったです。

試しに1つ口に放り込んでみると、香り歯ごたえ共に立派に竹の子です。

切って冷蔵庫で保存して料理に使います。

この日は豚汁に硬いところを入れてみました。

穂先は柔らかいので別の料理に使いたいと思います。

完成した豚汁の写真はありません。

美味しくて写真撮るの忘れて完食してました。

ではまた。

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